スイスのパソコン屋さん

スイスで小さなパソコン屋をやっています。日々来るお客さんのお話

パソコン屋さんの趣味

パソコン屋さんであるけれど、自由にお店を閉められるので時々旦那は自家用車でリムジン運転手をやっている。長距離ドライブ好きのため、いい案件があったらひょこひょこでかける。お金も稼げてドライブも出来る趣味のひとつなのだ。今日もバーゼルからベルンへプライベートジェットのパイロットを乗せにいった。

毎年ダボスで世界経済フォーラムがあるのだけれど、リムジン運転手をやりたいがためにお店は閉店になる。。世界各国から企業のトップや首相が集まるので、街に警官があふれ雰囲気が全く変わるのでそれを見るのが楽しいそうだ。

今年は、ニューヨークからスピーチの専門家を乗せる予定だったが、当日キャンセルになりかなりがっかりしていた。お客さんの名前しか知らされないが、その道のプロや王族関係、議員だったりするので、どんな人が乗るのかとウィキぺディアで事前にチェックするのも楽しみとか。

今年はゲストにマッド・デイモンが環境に関するスピーチをしに来ていた。映画のボーンシリーズにはまって以来、出演作をほぼ見ているので、あースイスにいるのかぁー私もダボスへ行きたいとこの時ばかりは思ったものだ。

スイスは毎月どこかの街で国際会議や世界的な見本市が行われていて、世界のVIPが集まってくる。バーゼルでは有名な絵画の見本市があり、1組のお客さんをホテル・会場・商談のためのレストランへと1日がかりで付き添いをする。お客さんがお昼を食べているときは旦那は車で待機し、せっせとWEBを作っているので本来の仕事もできて一石二鳥なのだ。

有名ギャラリーの人たちがくるので、車の中の会話を聞いているのも面白いのだとか。NYが拠点で、明日はロンドンにある家に帰り・・など華やかな世界の話を旦那から聞くのも今や私の楽しみの一つとなっている。