スイスのパソコン屋さん

スイスで小さなパソコン屋をやっています。日々来るお客さんのお話

荷物の中身

旦那帰宅後、荷物の中身はなんだったのか聞いたところ、ドバイの王様のロボットのパーツだったそう。ロボットの頭のパーツが壊れ、展示会の開始が翌日だったため急遽運んだそうだ。本来なら支払うべき税関も住所を見てあっさりとパスされたらしい。一泊でとんぼ返りしたところ、翌日、今度は腕が壊れたとかで急遽、誰かがまた荷物を届けに行ったという落ちである。

旦那はクーリエの会社と何社か契約しているのだが、いつも遠くの依頼を受けている。以前メキシコに行ったときは、なかなかのアドベンチャーとなった。まず、飛行機の遅延でスイスのチューリヒで一泊、早朝エアフランスに乗ろうとしたら、チケットの不具合で乗れず。急遽、ブリティッシュエアウェイズのロンドン経由を手配したものの、また数時間の遅延。ロンドンについたら搭乗時間ぎりぎりで税関を先に通してもらい、飛行機に乗ったら、なんと自分の席に人がいたのだった。

同じ番号でチケットが発券されていたらしい。結局、最後の一席になんとか乗せてもらい、お詫びにシャンパンを振舞われるが、旦那はお酒を飲まない人なのでした。。

帰宅後、そんな面倒なことがある仕事をまた引き受けるのか聞いたところ、もちろん!との答え。本人は楽しんでいたのでした。